【ポケモンSVシングル】S8 最終レート1710.834(5983位)【威嚇統一】
皆様初めまして麦芽豆乳(TNきはら)と申します。
S8にてレート1700を達成しましたので記録として記事にさせていただきました。
拙い文章ではありますが温かい目で見守っていただけると幸いです。
普段は不定期で動画を投稿しておりますので、興味のある方は宜しければご覧になってください。
【パーティコンセプト】
・特性威嚇統一
・威嚇サイクルで物理型相手に有利を取り、特殊型を誘い狩り取る
【構築経緯】
今回はハリーマンをエースにした統一を組んでいこうと考えた際に、毒統一、悪統一、ヒスイ地方統一、威嚇統一が候補として挙がった。
毒統一と悪統一はハリーマンがエースになるにはライバルが多く断念。
ヒスイ統一も同じくライバルが多く、更には考えれば考えるほど、ちいさくなるハリーマンで良くないか?と思いこちらも断念。残った威嚇統一に組み込むことに決めた。
ここで威嚇統一のメリットとデメリットについて考えてみた。
【メリット】
・物理型相手に強く立ち回れる
・サイクル戦に強い
・物理テラバーストを特殊テラバーストにすることができる
・威嚇を持つポケモンは攻撃的なポケモンが多いので火力はそこそこある
・相手の選出を絞ることができる
【デメリット】
・特殊型相手には意味がない
・特性の負けん気や勝気、クリアチャームに弱い←無理
・威嚇が入れば耐久力があるが、威嚇が入ってないと耐久力がない
・急所に弱い
・フェアリー技を半減にできるのがウインディ系統しかいない
・攻撃的なポケモンが多いからこそ器用なことができるポケモンが少ない
以上の点が挙げられる。
これらの点を踏まえてハリーマンがエースとなる型を考えた時、閃いたのがチョッキハリーマン。これは個人的な感想なのだが、チョッキハリーマンは威嚇統一だからこそ活躍できる型だと思う。型の詳細は個別解説にて話すが、このハリーマンを軸に構築を組んでいこうと決めた。
威嚇サイクルをしたいのでハリーマンの弱点である地面タイプをカバーできる飛行タイプが最低2匹は欲しいと思い、ランドロスとボーマンダを採用。
次に流行りのパオジアンや連撃ウーラオスの攻撃を半減できるようにケンタロス(パルデア・ウォーター)を採用。ハリーセン(ヒスイ)とウインディの2匹は補完枠として採用。構築が完成した。
【個別紹介】
ハリーマン@とつげきチョッキ
特性:いかく
性格:いじっぱり
テラスタイプ:みず
努力値:H116 A132 B4 D252 S4
実数値:175-167-116-×-117-106
威嚇統一のエース。選出率はかなり高め。Hは16n-1調整。ハリーマンといえば、ちいさくなるのイメージが強いが、チョッキ+Dに努力値を振ることによって臆病C252振りのハバタクカミ(テラス無し)のムーンフォースを確定4発、乱数3発(99.8%)まで抑えることができ、返しのダストシュートで返り討ちにすることができる。また襷などで倒せなかったとしても次のターンにアクアジェットで倒すことが可能。テラスタイプは連撃ウーラオスやパオジアンの氷技、イーユイの炎技意識で水テラスにしている。
特性:いかく
性格:しんちょう
テラスタイプ:ひこう
努力値:H148 A4 B44 D252 S60
実数値:159-116-111-×-117-113
どくばりセンボン どくびし ちょうはつ みちづれ
補完枠その1…と言いたいけど思った以上に活躍したポケモン。威嚇統一の試運転中、初手にステルスロックを撒いてくるディンルーや、後続のみがわり持ちのテツノツツミやハバタクカミ、変化技を多様するポケモンなどがきついということが判明した。これらを対策できるポケモンを探した結果このハリーセンに辿り着いた。初手のステルスロックディンルーを誘い、挑発をする。隙ができたらどくびしを撒き、倒されると感じたなら、みちづれで相打ちにする動きが強かった。またS85族というのがとても偉く、カイリューやフォルムチェンジしたロトムなどの素早さを大体把握することができる。Hは16n-1に調整。Bに44振ると威嚇が一回入った持ち物無し意地っ張りA252振りのカイリューのじしんが確定3発。Dに252振ると持ち物無し臆病C252振りのハバタクカミのムーンフォース、テツノツツミのハイドロポンプを確定3発にすることができる。S60振りは最速ガチグマの素早さを1抜くことができる調整にしている。
ランドロス(霊獣)@たべのこし
特性:いかく
性格:わんぱく
テラスタイプ:はがね
努力値:H228 A4 B252 D20 S4
実数値:193-166-156-×-103-112
じしん うちおとす ビルドアップ みがわり
第二のエース。威嚇統一によく来るクレセリアや水ロトム、アーマーガアやキョジオーンなどの物理耐久に自信があるポケモンを返り討ちにする型。環境にいたランドロスの型がスカーフや鉢巻などの拘りアイテム持ちが多かった為かこの型が刺さる場面が多々あった。大抵の物理型や火力のないポケモンはみがわり&ビルドアップの起点でした。Hは16n+1調整。またこれは私の調整ミスなのだが、Sは最速ガチグマ抜きにした方がいいのでS12振りにしましょう。
ボーマンダ@こだわりメガネ
特性:いかく
性格:臆病
テラスタイプ:フェアリー
努力値:H4 C252 S252
実数値:171-×-100-162-100-167
威嚇統一の貴重な特殊アタッカー。ウーラオスを上から殴ることができ、テラスタイプをフェアリーにすることで一撃ウーラオスにも強く立ち回ることができる。だいもんじはH無振りのサーフゴーなら確定一発、H244振りのサーフゴーなら確定2発、乱数1発(62.5%)のダメージを与えることができる。
特性:いかく
性格:臆病
テラスタイプ:くさ
努力値:C252 D4 S252
実数値:165-×-100-152-101-161
補完枠その2。ボーマンダ以外の特殊アタッカーが欲しかったのと、胞子対策が欲しいと思いこの型にした。選出はほとんどしていないので特に話すこともないが、もう少し型を練られたのではないかとも思った。もふもふ。
特性:いかく
性格:ようき
テラスタイプ:ゴースト
努力値:H4 A252 S252
実数値:151-162-125-×-90-167
実質連撃ウーラオス。タイプが優秀。パオジアンに強く、また先発ケンタロスVSパオジアン対面になるとほとんどの相手はゴーストタイプに交代するかテラスタルをしてくるのでチョッキハリーマン交代が安定した。また威嚇を二回入れることにより相手の物理テラバーストを特殊に変更させる動きも強かった。がむしゃらは根性ガチグマ対策に採用。相打ちを取れたり、弱点を嫌って交代した場合など刺さる場面は多かった。
【選出】
基本選出
ケンタロスの襷を上手く使えるかどうかで試合の流れが変わる。
初手パオジアンなら一旦ハリーマンに引くことをオススメする。
VS受けループ
ハリーセンの挑発や毒びしで相手に負荷を掛けつつ、ビルドみがわりランドロスで積んだり、交代を読んだり、ハリーマンのダストシュートや噛み砕くでごり押したりする。
VSウォッシュロトム入り
ランドロスを通せるかがキモ。
先発ウォッシュロトムの場合、基本は鬼火かトリックなので被害を最低限にする為にも一旦ボーマンダに引いて型を判別する。
VSディンルー入り
初手ディンルー対面になったらハリーセンで挑発、その後毒びしを撒き、ランドロスを通す。極力残数を残して戦うことを意識する。
VSクレセリアやキョジオーン入り
ランドロス+ハリーマン+@1
ランドロスのみがわりを通す場合がほとんど。裏のアンコール持ちのポケモンに注意しながら戦うとなお良し。ただし初手にクレセリアがきた場合スカーフトリックをしてくる場合があるので、その場合は一旦ハリーマンに交代すると良い。
【厳しいポケモン】
・甘える瞑想ハバタクカミ
・レジエレキ
・ヒスイヌメルゴン
・テツノツツミ
・マスカーニャ
・絶対零度パオジアン
・負けん気、勝気ポケモン
・クリアチャーム持ちのポケモン etc.
威嚇統一で一番素早さが高いポケモンは原種ケンタロスのS110なのでそれを超えたポケモンは基本厳しいです。上から絶対零度連打とかは止めようがありません。
もし対面してしまった場合はS上昇しないお祈り→ハリーセンで挑発からのみちづれで倒します。
負けん気と勝気、クリアチャームは避けようがありません。無理です。
【後語り】
統一で少しでも結果を残したいという思いとハリーマンを活躍させたいと思い始めたこの威嚇統一。
結果はレート1700と最終4桁を達成することができた。
正直この環境で威嚇統一がここまで行けて嬉しい気持ちと、小さくなる以外のハリーマンも強いんだぞという思いがある一方、もっと上を目指せてたなという思いもある。
威嚇統一は強い。少なくとも1ヶ月研究を重ね、使ってきた私はそう思う。
後悔はない。レートや順位も誇らしい。だけどどこか悔しいと思える自分がいる。
7月は忙しくランクマッチに潜ることがあまりできなかったというのもあるが、レートが下がることに怯えていたのもまた事実。来シーズンは今シーズンほど潜れるか怪しいところだが潜るのであれば、怯えを捨て、もっと上を目指していきたいと思う。
最後にここまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました!!!
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